2010年08月30日
アズ・イフ・メソッド(as if method)の魅力 その6−6
Being目標を達成するのに、大変魅力的でしかも強力な方法があるのでご紹介しておきます。それは「アズ・イフ・メソッド」と呼ばれるものです。あたかも〜であるかのように振る舞う方法です。先に出たケースの赤面恐怖症を治すケースなどに、最適でしょう。赤面恐怖の心理的メカニズムを知って、自分で工夫・対処するなどの方法はまず無力です。
では何の用意もなしに、人前に立ってしゃべれと言われたら、どうでしょうか。足がすくんでしまうだけでしょう。ところが、ある人は平気でしゃべっています。よしその人に真似て、勇気を起こしてやってみるかという気持が起こします。
特にその人は昔自分と同じように赤面恐怖症で悩んでいたというと、ますます勇気がでてきます。
「あの人だって克服できたのだから、自分が出来ないはずはない」と思えればしめたものです。
これが典型的な先生(モデル)を見習って、自分を変革してしまうアズ・イフ・メソッドです。
質問者)知らず知らずにやっていますね。私にも経験があります。そういう先生は正に心の先生、魂の先生です。
ここでそれを一般化しておきます。尊敬する人が一人や二人いることでしょう。その人をなぜ尊敬するのでしょうか。自分に感動させる何かを持っているはずです。
それは男なら父親模倣、女なら母親模倣というものです。同性の親へのあこがれは、創化作用を働かせることになります。これは一種の愛の働きであって、創造力の源泉です。
人生の先生(親)は実際に接している人でもよく、そうでなくてもよいのです。過去の人でも、歴史上の人物でもよいのです。
愛情を持てば持つほど、愛の対象はこちらに反射してきて、自分に育成的働きをするのです。愛情の対象と一体化することによって、自らそれに成り変っていく。単に教訓的、倫理的に先生から導きを受けるのではありません。先生にたいする愛の働きが、もっとダイナミックな自己形成力を発揮するのです。
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