2010年11月30日
自分の中に攻撃を招く要因があるとき その7−9
この問題は色々のところで申し上げました。潜在意識の中のインナーチャイルドが、外からの攻撃を受ける原因になっているケースです。これは大変難しいケースで、いじめを受けている人間をさらに追い詰めるようなことになってしまわないように注意しています。
質問者)心理的にいじけていると、確かに必要以上に攻撃を受けるようですね。学校なんかで、いじめ問題は親が出て行ってもなかなか解決しません。
まず何より、社会的には攻撃をする側を抑制する。黙っていないで公にしながら社会の歪みを変えていくことが必要です。ところで、上司と部下の間でこの問題が生じると、社会的抑制がなかなかつかないことがあります。
本人はなぜ自分がそういういじめの対象になってしまうのか理解できない。一方上司も、その人間に攻撃の矛先をむけてしまうのを意識せずにやっている。そんな場合上司は部下皆に同じようにやっていると思っていますが、そうでもなくある部下に集中して攻撃をしている。非常に忌まわしい嫌な構図です。そんな非合理な世界になっています。
さて、本人の心理的側面に限って言うと、自分の中のインナーチャイルドと言って、自己評価が極端に低いような人がいるのです。潜在意識の自己評価なので、自分で自覚していないケースが多い。
こういう人は小さい時から、外界や親や社会の規範に忠実に生きようと努力しています。いわゆる大人びた子ども、聞きわけのいい子どもです。子どもとしての純粋の喜びより、親などに従順になることを先ず求める。従順になることで安心を求めるのです。
これは子供らしくない行動です。子どもは天衣無縫に振る舞ってこそ子どもらしいのですが、この種の子どもはそれを放棄してまで、外界に順応しようとします。
長年にわたりそういう外界順応で生きてくると、その生き方が習い性となっています。
上司から不当に攻撃を受ける素地がそこにあると、上司の攻撃性と本人の従順性がいわば共生関係を作ってしまうようなことにもなりかねません。こんな忌まわしい関係は早く脱却すべきです。
インナーチャイルドは子どもとしての喜び、原初的自発性を殺し、抑圧することで世の中に適応しようとする性格特性です。いじめを受けやすい人はインナーチャイルドに無意識に同意しています。
この無意識的同意を断ち切るためには、まずそういう無意識的心性を放擲することです。これで長年培ってきた無意識世界にメスをいれて、より本源的・自由なチャイルドを取り戻すことです。生まれたときに持っていた自由と成長と喜びにギヤを入れ替えることです。
いわばこれは自己再生の道ですが、上司と自分の問題をも越えて、本源的な自由を取り戻す道なのです。一たび自己再生に道筋をつければ、その後は計り知れない自由と自信の生活をエンジョイできるでしょう。
「身勝手な上司にどう対処するか」という質問は今回を持ってピリオドとします。
また、「引き寄せ人生相談」も今回(87回目)をもって一段落をつけておきます。
次回からは、大卒内定率が過去最悪などという状況を踏まえて、就職活動(就活)に関して連続して書いていく予定です。
就活は、大学生にとって人生最初の関門です。実人生と初めて真正面から向き合う機会です。
単に内定を確保するということだけではなく、これからどういう人生を生きたいかが、問われています。
就活は若者にとって、自己変革がのっぴきならない課題として迫っている瞬間とも言えます。
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